TOEICでスコアアップしたいなら?勉強法とスコアを上げる方法を解説

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TOEICでスコアアップを目指すなら、目指す点数によって勉強法を変えてみましょう。初心者と上級者では勉強法が違うからです。 ただ、長く勉強すればいいわけではありません。社会人でTOEICが必要になったときには、スキマ時間も利用して、効率的な勉強法を見つけましょう。

1. TOEICでスコアアップを目指す

TOEICでスコアアップを目指す

TOEICでスコアアップを目指すなら、まず自分の弱点を確認しておきましょう。受験のときに渡される認定書には「ABILITIES MEASURED」という項目があるので、そこで正答率を確認するのがおすすめです。 TOEICでは、リスニング、リーディングそれぞれの採点基準があり、正答率が目安として使えるからです。たとえば、項目別正答率で「語彙が理解できる」の正答率が低かった場合は、リーディング項目全体が弱点と分析できます。

1-1. 目指す点数によった教材選び

TOEICの教材は数多く、その中から自分にあった教材を探すのは大変です。教材を選ぶなら、何点を目指すのかで選びましょう。レベルにあった教材選びが大切です。 たとえば、初心者なのに900点以上の教材は必要ないですし、逆に900点以上を目指しているのに初心者向けの教材では役に立ちません。 選ぶなら目標点数+100~200点できる教材を基準にしてみましょう。

1-2. 問題数をこなす

TOEICのスコアアップには、とにかく問題数をこなすことが大切です。受からない方の多くは、問題慣れしていません。目標とするスコアに応じて、解かなければいけない問題数も多くなります。 公式の問題集も用意されていますが、問題数は200問ほどしかありません。問題集一冊では足りないことも多々あるため、スコアアップを狙うならとにかく問題数をこなしましょう。

1-3. 実際の試験時間を基準にする

TOEICは、リスニングが45分+リーディングが75分と試験時間は120分と長めです。英語に慣れていないと120分は大変長く、集中力もとぎれてしまうでしょう。練習時間が足りなければ、スコアを伸ばせません。 まずは英語の勉強時間を増やし、英語自体に慣れることが大切です。

1-4. 対策を考える

TOEICは問題集への対策を考えることも重要です。問題の形式に合わせて素早くミスなく解くことが大切で、応用力も磨く必要があります。対策は攻略法とも言い換えられますが、時間内に問題を解くには必須です。 まずは、時間を無制限にしておき、どのくらい解く時間がかかるかを確認しておくのがおすすめです。解く時間から逆算すれば、攻略法も見つかるでしょう。

2. TOEICの点数に応じた勉強方法

TOEICのスコアアップには、レベルに合わせて勉強方法を変えましょう。リスニングがスコアの半分に影響することを忘れてはいけません。

2-1. 400点を目指すなら

TOEICの400点は初心者でも受かりやすい点数です。ただ400点を英検基準にして考えれば、準二級に相当することは忘れないでください。具体的には、高卒レベルの英語力が必要です。 TOEIC初心者でも取りやすい点数とは言え、勉強する時間は200時間以上必要になります。400点なら簡単と甘く受け止めず、しっかりと対策しなければなりません。

2-2. 500点を目指すなら

TOEICの500点は初級、もしくは中級レベルに相当します。日本人の平均スコアは約580点と言われており、その意味でもTOEICのスコアアップには最低限の点数です。TOEIC500点は英検準二級から二級程度なので、勉強を頑張ればとれる点数でもあります。 仕事のためにTOEICのスコアを売りにするなら、最低500点以上は必要です。

2-3. 600点を目指すなら

TOEICで600点以上を目指すなら、最低でもリスニングで350点以上、リーディングでは250点以上は取っておきましょう。スコアアップを目標にするなら、単語をしっかりと覚えるのが基本です。TOEICの600点は英検でいえば、二級と準一級の間です。 また600点以上取るのに大切なのは中学レベルの文法はもちろん、問題集の音読も必要となります。問題集をこなすことが大切なので、まずは文法と音読を始めるのがおすすめです。

2-4. 800点以上を目指すなら

TOEICで800点以上を目指すなら、最低ラインはリスニングで430点以上、リーディングで370点以上は取っておきましょう。とくに900点以上を目指すなら、英検一級以上の知識は必要になります。 まずはTOEICの文法(語法や派生語など)を理解し、公式問題集も二冊以上は揃えておくのがおすすめです。そのうえで市販の問題集を解いてみるなど、とにかく問題集をこなしていきましょう。 TOEICで800点以上を目指している方なら、すでに公式問題にも慣れていると思うので、問題数をこなせば900点以上も夢ではありません。

3. 勉強時間は長いだけではダメ?

TOEICでスコアアップを目指すなら、勉強時間は100点アップごとにプラス200~300時間が必要です。だらだらと長く勉強を続けるよりは、効率を上げるためにスキマ時間も利用してみましょう。

3-1. スキマ時間は大切?

TOEICのスコアを100点上げるためには、200~300時間以上は必要です。これを元に1日3時間勉強したとすると、三ヶ月以上かかる計算になります。ただ、学生ならともかく仕事をしている方は、1日に3時間の勉強時間を作ることは難しいでしょう。 とはいえ、TOEICでスコアを伸ばしている方には社会人もいます。その差はスキマ時間を利用しているかどうかです。スコアアップするには、机に向かうだけが勉強ではなく、昼間テキストを読む、通勤電車の中でリスニングをするなども有効な勉強法です。 ぜひスキマ時間を有効活用して、勉強時間を増やしながら効率を上げましょう。

4. TOEICの平均スコアは?

TOEICの平均スコアは、リスニングが323点、リーディングが265点と言われています。合計すると588点となり、リスニングの方が点数は高くなる傾向があります。TOEICでスコアアップしたいなら、苦手分野であってもリーディングの勉強がおすすめです。 ぜひ平均点を参考にして、自分がどのランクにいるか確認し、効率的に勉強をしてみましょう。

5. まとめ

まとめ

TOEICのスコアアップのための勉強法やレベルに応じた対策など、疑問が少しでも解消されれば幸いです。TOEICは英検などと違い合格は関係なく、点数自体が基準になります。面接対策でTOEICを勉強するなら、特技となるレベルまでは必要でしょう。勉強方法なども変えて、効率的にスコアを上げてみてください。 TOEICでスコアアップを目指したいなら、ぜひ一度「ラーナーズジム」にご相談ください。モチベーションを上げながら、しっかりと対策できるようにアドバイスします。ご用命の際はお気軽にお問い合わせください。