英語力が伸びる!非効果的な学習法と効果的な学習方法を解説

英語力が伸びる!非効果的な学習法と効果的な学習方法を解説

グローバル化する社会の中で、英語が必要なシーンはますます増えていく一方です。スキル・キャリアアップを目指して英語学習をはじめたものの、なかなか効果を感じられないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。今回は、英語学習のキモとなる、効果的な学習方法についてご紹介します。

1. 非効果的な英語の学習方法5選

非効果的な英語の学習方法5選

勉強を続けているのになかなか英語力が伸びずに悩んでいるという場合は、もしかすると勉強方法を間違えてしまっているのかもしれません。ここでは非効果的な英語の学習方法を紹介します。

1-1. ただ英語を流し聞きしている

ただ英語の文章を流し聞きしていても、学習効果はそれほど得られません。たくさん聞くことによって、英語のもつリズムや流れ、音に慣れることには繋がりますが、英語を話せるようにはならないのです。 というのも、知らない単語や意味のわからない文章をいくら聞き流しても、それらを理解できるようにはならないからです。そのため長時間聞き流しているよりは、5分間でもいいので集中してリスニングに取り組む方がよいでしょう。

1-2. 発音をカタカナに変換している

新しい単語を学ぶとき、その発音をカタカナで表記してしまってはいませんか?英語には、日本語には存在しない音が数多く存在し、そのまま勉強するとカタカナ英語になってしまいます。 一生懸命発音しているのに、全然伝わらないといった経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。発音を書き記したいときには、発音記号と呼ばれる記号を使いましょう。これらは母音や子音を表す44種類の記号で、英語学習における発音上達にとても役立ちます。

1-3. わからない単語をすぐに辞書で調べる

わからない単語に出会うたびに、すぐに辞書を使って意味を調べ、それで満足してそのまま先へ進んでしまってはいませんか?これでは新しい単語も定着しづらく、また読解力も育ちません。 知らない単語に出会っても、何度か繰り返し文章を読み、その単語の意味を推測してみましょう。そうすることで英語を読む力につながりますし、辞書を引いた後も記憶に定着しやすくなります。

1-4. 毎日違ういろいろな方法で勉強する

英語の学習をはじめたばかりの人が陥りやすい間違いの1つが、たくさんの参考書を一度にはじめてしまうことです。いろいろなことを一度にやってしまうことで、上達が遅くなり、モチベーションの低下につながる恐れがあります。これらを防ぐためにも、まずは1つの参考書に絞り、毎日少しずつ取り組むようにしましょう。 ある程度学習効果を感じはじめたら、今まで取り組んできたルーティーンに加えて新しいことに取り組んでも構いません。何冊もの参考書を勉強するより、1冊の参考書を何度も繰り返し勉強する方が効果をあげられます。

1-5. すべてをただ丸暗記することにこだわる

会話集や文法書、さらに単語帳や海外旅行の会話集、それぞれをすべて丸暗記しようとしてはいませんか?受験勉強のように、詰め込み型で勉強すると、実際に何かを表現したいときになかなかフレーズが出てきません。単語を暗記するときには、その単語の用法を通じて意味を理解することが大切です。また例文を暗記するときには、その文章の構造を理解してから暗記するようにしましょう。

2. 効果的な英語の学習方法4選

ここでは英語学習に効果的な学習方法を4つご紹介します。自分にあった方法を見つけて、ぜひ取り入れてみてください。

2-1. シャドーイングの練習

語学学習において、最近大きく注目されているのがシャドーイングです。本来は、プロの通訳士のために利用されてきた学習方法で、音声を聞き、後を追いかけながら実際に発音するという方法です。 とくに文章の構図や意味を理解した上で、その文章を何度もシャドーイングすることをおすすめします。日本人がとくに苦手とされる、スピーキング能力、リスニング能力の上達にとても効果的な学習方法です。

2-2. 録音や録画して見直す

発音を改善するためにおすすめなのが、自身がどのように英語を話しているのか、録画や録音をして確認することです。実際にネイティブの発音と聴き比べることで、自身の発音のクセや間違いに気づけます。

2-3. 好きな小説や雑誌を音読し模写する

好きな小説や雑誌から短い文章をとりだして、それらを音読したり模写したりするのも効果的な学習方法です。教材を選ぶ際には、モチベーションを保つためにも、好きな本を選んだり、自身の興味のある分野の雑誌を選んだりすることがポイントです。 大きな声で音読した後にそれらを模写することで、単語の使い方や独特の言い回し、文法構造など音読では気づかなかったことに気づきやすくなります。さらにスペリングの定着にもつながります。

2-4. 仲間や先生と実際に会話をする

実際に勉強したことを利用してコミュニケーションをとりましょう。まだ勉強が足りない、何を話せばよいかわからないと心配される方がいらっしゃるかもしれませんが、英語のスピーキングに早すぎるということはありません。 実際に相手と言葉のキャッチボールをすることで、現時点で理解していることを確認できる上に、足りない点も見えてきます。どんな英語学習も、そのゴールは英語を利用してコミュニケーションをとることです。英語を勉強している人同士、または先生と、早いうちから英語で話すことに慣れていくことがとても大切です。

3. まとめ

まとめ

キャリアアップやグローバル化に対応するために必須となった英語のスキル。今回は、効果的でない学習方法と、効果的な学習方法をそれぞれご紹介しました。 「ラーナーズジム」では、JALアカデミーなどの企業研修に講師を派遣し、英語力アップに直結するプログラムを提供しています。接客英語や異文化マネジメント、TOEIC対策など、ご要望と状況に応じて最適なプランを提案いたします。受講される方が、主体性をもち楽しく学べるようなプログラムになっておりますので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。