音読の一番の目的は表現の暗記。
しかし、いざやってみると、お経のように声を出しているだけで、
例文が全く記憶定着せず、かつ、英文を独自に作っていく応用力も身につかず、
音読の効用自体に疑問を持つときがあります。
私自身、音読の効用を疑問に思っていたときがありました。
高校時代、
順番に一人ずつ教科書を音読させられました。
おおよそ自分が当たりそうな箇所を予測して、
そこだけを頭の中で何度も繰り返す。
そしていざ音読。
「間違わぬように」「噛まぬように」「なるべく流暢に」
まさに「音」にだけ意識が向かっていて、
その英文の構造も意味も全くわからぬままに音読していました。
ただただ恥をかかぬよう、先生から及第点をもらえるよう、流暢な音に全力集中。
それ以来、音読って何のためにやるのか疑問が残っていました。
そんなときの切り抜け方として、
例文暗記以外の音読の効用を意識するとよいです。
心を使ったり、感覚を使ったり、身体を使ったり、
音読は時に言語脳とは違うところを磨いていたりします。
動画では、例文取り込み以外にも以下のような効能を紹介してあります。
8分ほど聞き流していただけたらうれしいです。
❶___の浸潤化
❷___力強化
❸___筋鍛錬
❹___鍛錬
❺___学習
下線部は動画で解説してあります。
(お忙しい方は冒頭だけご覧いただければ下線部内容はすぐにわかります)