英語独学の向き不向きとその方法

目次

※ 文字数も添付動画も多いので、お忙しい方は、興味のある項目をクリックしてお読みください。

1.独学に向いている人の特徴

2.独学に不向きな人の特徴

3.独学用教材

4.技能別独学方法

5.独学のコツ

 

1.独学に向いている人の特徴

・独学に向いている環境

多忙な人こそ独学に向いていると言えます。なぜならば、独学であれば通勤時間や不用意にできてしまった空き時間などに、パッと単語帳を開いたりスマホ学習ができるからです。大概のビジネスパーソン諸氏は多忙でしょうから、通勤時間のあるビジネスパーソンであること自体、独学環境にあると言えます。また、独学は住んでいる場所を選びません。日本国内であれば、そもそも英語を話す機会が少ないので、独学がメインとなります。海外在住であっても独学が必要であることには変わりありません。駐在経験のある人たちは、赴任地でも相当な独学をしていたと話します。むしろ日々英語の実践で苦戦するほど、独学の重要性を感じることでしょう。

・独学に向いている性格や個人的要素

拘束されるのが嫌な人、自由自在にやりたい人にも独学は向ています。また大学受験などである程度独学の体験がある人も独学の素養があると言えるでしょう。独学の弊害としては、「自己流になんでもやってしまって、きっちりと習った人よりかえって遠回りしてしまう」「自分の変な癖がついてしまい、途中から修正しにくい」などがあります。しかしこれらを弊害ととらえるかどうかは、どういう英語を目指すかによって解釈が多様です。たとえば正統派の発音を身に着けるのをゴールにするのであれば、カタカナ英語の独学は一種弊害にもなるでしょう。しかし多国籍英語話者が混在するビジネス英語を目的とするのであれば、カタカナ独学でもよどみなく話せるのであれば、これは独学で英語を習得したことになります。

・敢えて習うなら…

独学では不安、どうしても誰かに習いたい。そういう方は、本来持っている独学の素養を活かしながらレッスンを受けましょう。たとえば英会話レッスンを受けるのであれば、無駄な間をなくすために、話したいことを簡単なメモにしたためて、それに沿って話してみましょう。

🌟英会話をスムーズに行うための事前メモの作り方の動画

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2.独学に不向きな人の特徴

・独学に不向きな環境

先述の内容と矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、ある程度多忙な方であれば、独学が理想ですが、極端に多忙な方は逆に独学は難しいかもしれません。どういうことかと言いますと、仕事が終わったあと気持ちが切り替えられるぐらいの忙しさであれば独学は問題ないのですが、オフィスワークのあとでも接待や仕事を自宅まで持ち込むぐらいの多忙さになってしまうと、24時間仕事モードとなってしまい、器用に英語学習モードに切り替えられなくなってしまいます。また心身の健康を維持するためにも、このような方はまずは休養を優先しなければならないことでしょう。そういう方は、あらかじめ日時を設定して、強制的に学習するような時間を設ける必要があります。私自身企業の役員のレッスンを担当しましたが、まさに彼らはこのタイプです。彼らの超過密スケジュールを考慮して、宿題はゼロにして、授業のときだけ頑張っていただくスタイルを取らせていただきました。

・独学に不向きな性格と個人的要素

学生時代よりこれまで勉強と言う習慣を持たなかった方は、独学の自己最適化という感覚が育っておらず、場合によっては独学はかなり遠回りとなってしまいますから、早い段階で学習方法の指南を受けた方がよいかもしれません。独学は原則一人で時間管理をしなければならないので、ある程度強制的に学習時間を確保したい方もレッスン型がよいかもしれません。この判断の参考として、たとえば筋トレを考えてみましょう。自宅でテレビを観ながら、思い立ったらすぐに体を動かせるタイプであれば独学タイプ。フィットネスクラブのような「特別な場」がないと体を動かせない人はレッスン型タイプと考えられます。

・それでも独学をしたければ…

予算などの事情もあり、できれば独学をしたいという方は、しばらくイメージトレーニングをしてみてはいかがでしょうか?つまり、自分はどんな風に英語を勉強したいのか、当座のゴールはどのあたりなのか、いろいろ英語学習について想像を膨らませるのです。場合によっては、英語以外の事をやることになっても構いません。例えば、日本について英語で説明できるようになりたい、という目標ができたとしましょう。早速、日本について英語で説明している本を入手してもよいでしょうが、それ以前に、まずは日本語で日本を説明できる下地を作っておきたい場合もあるでしょう。この場合は、英語の課題は少し先送りして、当面は日本語の読書で十分ということになります。コツは、すぐに何らかの英語学習を始めるのではなく、このように、あれこれ自分自身で、英語を学ぶ目的、目的到達までのアプローチをいろいろ考えてみることです。仮に誰かに指導を仰ぐにしても、おおよそ自分で英語学習の青写真を描いておけば、相談内容もかなり具体的になり、指導者も適切な助言がしやすくなります。

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3.独学用教材

・教材概観

独学用教材の選ぶにあたって、自分の関心が英語そのものか、何か他の領域なのかを見極めましょう。もっぱら英語そのものに興味があるのであれば、自分の英語力に無理のないレベルから始めます。一方、他の領域でどうしても極めたいものがある人の場合、英語的に難しくても、その強烈な好奇心で乗り越えられることもあります。ここは案外重要で、英語そのものに興味がある方の場合、気持ちは英語の消化に向かうので、自分の英語レベルをはるかに超えた教材は挫折の要因となります。また興味が英語寄りなので、扱う内容は英語のレベルほどは重要ではないこともあります。言い換えると「内容は多少つまらなくても、英語力としては自分に合っていれば我慢して勉強できる」ということです。この逆タイプ、すなわち英語以外の関心領域がある方の場合、たとえ英語が平易で消化可能であっても内容に興味がなければ続かないでしょう。一方、多少英語が難解であっても、どうしても読みたい内容であれば、四苦八苦しながらも続けていけることでしょう。

・動画

耳と目から入ってくる情報は割と記憶に残りやすいです。とりわけ現代人は目を酷使しますから、目をつぶって聞く動画で独学と目の休養を兼ねることもできます。昨今であればVoicyのような音だけの学習もお勧めです。あくまでも個人的感触ですが、本を読む時は思考が活性化される感じがしますが、動画の場合は、思考というより感覚にストレートに情報やメッセージが届く感じがします。「英文法」「TOEIC」「関係代名詞」「仮定法」など自分が学びたいキーワードで検索し、いろいろ動画を渡り歩いてみましょう。参考までに「仮定法」の動画を掲載しておきます。言語のとらえ方同様、文法の人によってとらえ方は多様です。同じテーマについて様々な動画を視聴してみるのもよいでしょう。一見、それぞれ違った説明に思えても、やがてそれらを自分なりに統合して、自分なりの文法イメージが形成されていことでしょう。

🌟仮定法の参考動画

・ブログ

感覚に直接訴える動画と違い、プログはどちらかというと思考を刺激します。速読できる方なら、あっけなく読み切ってしまうこともあるでしょう。この場合、むしろ読み終わったあと、自分はどう考えるかという振り返りが重要です。速読の後の振り返り、もしくは敢えてゆっくりと考えながら読むとよいでしょう。英語表現に関するものは、覚えるためにも速度は少し落とし、自分にすり込むイメージで読んでいきましょう。

・SNS

たとえばツイッターでは、英語に関するツイートがかなり豊富なので、立派な独学教材になりえます。使い方としては、英語表現、文法解説、英単語などのツイートを見つけたら、通常の日本語のツイートを読むよりも速度を落として、覚えたい英語部分をゆっくり味わったり、可能なら数回声に出すとよいでしょう。ツイッター上の検索機能(🔍マーク)に「英語学習」「言語学習」「英文法」のように適宜キーワードを入れると、膨大な英語アカウントにアクセスできます。ツイートの中には、かなり手の込んだ図解や説明がありますから、日常的にそういうツイートを熟読するだけでも立派な独学が成立します。

・書籍

書籍を大別すると語学書と洋書に分かれます。

語学書を選ぶ際のポイントは、❶英文に和訳がついていること❷音源が付いていること(ダウンロード含む)❸多少なりとも単語解説があるもの これら3つです。❶や❷を満たしていれば、一冊でリーディング学習、リスニング学習両方できて経済的です。❸を満たしていれば辞書を引く手間も省けます。書籍としては辞書もありますが、調べる時間、一基当たりの収録語彙数や辞書数を考えると電子辞書の方が便利ですね。これから購入するのであれば、❶英英辞典(オックスフォード現代英英辞典、ロングマン現代英英辞典)❷活用辞典(研究社 新編英和活用大辞典)付きがお勧めです。英英辞典は、英語のニュアンスを知ることや、難解語彙を平易に説明する際に便利ですし、活用辞典は、agreementを目的語とする動詞、これを修飾する形容詞にどんなものがあるか知りたいときに便利です。

洋書を選ぶ際のポイントは、❶分量に挫折しないよう、アマゾンなどでページ数をチェック ❷検索の際、summaryで検索すると、比較的ページ数の少ない本が探しやすい。❸語彙増強が目的の時はこまめに単語を調べ、一方、内容をなるべく早く読み終えたいときは、辞書で調べる回数を極力減らす、これら3つです。洋書はよほどの上級者でない限り、日本語の本のように多読・速読とはいかないので、お気に入りの一冊をじっくり楽しむことをお勧めします。また、graded readers(レベル別読み物)を使って、平易な語彙で多読を楽しんでもよいでしょう。🌟graded readersのお勧めサイトはこちら

🌟洋書の選び方(ビジネス書編)

🌟洋書の選び方(小説編)

・アプリ

アプリの最大の課題は、利用が続くかどうかだと思います。一番間違いなく続けられるのは、TOEICやTOEFLなどの問題形式のアプリ。こちらは受験というゴールがあるので、比較的受験日までは活用が続くことでしょう。アプリメーカーさんには申し訳ないのですが、アプリ学習が続くタイプかどうかはまずは無料アプリで十分試して、継続の確信を得てからから、有料を申し込みましょう。🌟TOEIC対策お勧めアプリはこちら

4.技能別独学方法

・リーディング

独学リーディングで検討すべき点は3つ。❶文法や語彙力度外視でも読みたいものがあるかどうか? ❷長文の構造を理解するための最低限の文法力 ❸辞書を引くストレスを最小限に抑えるための語彙力 です。

❶について、どうしても読みたいものがあり、かつ時間をかけることにストレスを感じないようであれば文法力や語彙力は気にする必要はありません。ただしその際は、英語力アップより、内容理解を楽しむスタンスの方が挫折しにくいでしょう。❷については長文において、どこまでが主語や目的語で、どこに動詞があるのか、そうした英文の構造がわかれば十分です。例えば現在完了形や現在進行形などの細かな修辞的ニュアンスは読解時にはそれほど問題にはなりません(もちろんわかれば、細かなニュアンスも楽しめますが)。なお現在完了形も現在進行形も話す際にはニュアンスを伝える表現ツールとしてとても役立ちます。長文理解の決め手となる文法は、動詞、関係詞、接続詞などです。つまり、「ここまでが主語で、ここが動詞で、ここからここまでが長いけど、関係詞節だな…」という情報構造がイメージできれば十分ということです。❸については、二通りのアプローチがあります。一つ目はネット上での読み物を選ぶこと。こうすれば辞書なしでネットで知らない単語はすぐに調べることができます。つまり自分が読みたいものがネット上にあるものばかりであれば、語彙力はそれほど気にしなくてもすぐにリーディングを楽しめるということです。同じことが電子書籍にも言えます。二つ目は紙の本を読むときです。こちらは辞書を使う必要があります。この手間を少しでも軽減するためには、電子辞書かネット辞書などを使うとよいでしょう。紙の辞書は調べるのに時間がかかるので、どちらかというと単語に特化した学習のときに使うのがよいでしょう。本を読む感覚で、一つの単語に関連した知識を調べることができますので。

🌟長文理解の決め手となる動詞

🌟長文理解の決め手となる関係代名詞

🌟長文の構造

・リスニング

英会話力というとスピーキング力がフォーカスされがちですが、見逃してはならないのがリスニング力です。相手が何を話しているのかがわかると、そもそも自分側が話すタイミングや話す内容をあれこれ考える余裕が生まれます。またスマホ学習で手軽に学べるのもリスニングです。ネットで見つけたお気に入りの動画を楽しむポイントは3つ。

❶字幕設定が可能であれば設定して、読めば分かる内容か確認しましょう。読んでもわからなければ音だけ聞いたらなおさらわからないことは想像に難くありません。

❷字幕設定が自動字幕なのかあらかじめ動画に組み込まれてある編集済のものかを確認します。前者の場合機械が音声を認識して文字再生しているため、ピリオドやカンマがなく、どこまでが文なのかがわかりません。中上級者であれば自分の脳内で区切りをイメージしながら字幕を追いかけましょう。初級者であれば、まずは字幕上の単語だけを追いかけていきましょう。これだけでも大まかな概要がつかめるはずです。また、意味の分からない単語については、動画や話の流れ上、ネガティブな意味なのかポジティブな意味なのかを推測してみましょう。例えばnurture(大切にする)の意味が分からなかった場合でも、この単語がlove(愛), kindness(親切), family(家族), friendship(友情)のようなものと一緒に使われていれば、少なくともポジティブな意味であることだけは推測できます。一方、suffer(不快なことを体験する)がわからない場合でも、pain(痛み), loss(損失), punishment(罰)などと同列に扱われていればネガティブな意味だとおよそわかることでしょう。

❸気に入った動画は飽きるまで聞きましょう。数分程度以上の動画であれば、リスニングに必要な音声、実際と文字と音声のズレ、音のスピードなど、リスニングに必要な要素がほぼ凝縮されています。TOEIC対策で1回分のテストを徹底的に聞き込むのも同じ理由です。もちろん多様な動画を楽しみたい方は無理に一つの動画に滞留する必要はありませんが、リスニング力向上を狙うなら、同一コンテンツを納得もしくは飽きるまで聞いてみましょう。

🌟様々なリスニングトレーニング方法

・スピーキング

独学がもっとも難しいとされる領域ですが、独学でできることはたくさんあります。たとえば英会話レッスンを習うとしましょう。レッスン時に無用な沈黙を作らないように、あらかじめ話したい内容を用意してから臨むことになるでしょう。またレッスン修了後も、教師からいただいた新しい表現をしっかり自宅で復習することになるでしょう。つまり英会話レッスンを有意義に過ごすにはやはり独学が決め手となります。また、スピーキングが氷山の水面上だとすると、水面下のその何倍も大きな氷の塊がリスニングやリーディングなどの受信力ということになります。特に会話が好きな方や、お仕事で必要に迫られている方以外は、当面はインプット系の独学で大丈夫です。

🌟独学でできるスピーキングトレーニング方法

 

・ライティング

詩や文学を特に目指すのでもなく、もっぱら仕事上のライティング力向上を目指す際、一番のポイントは、論理性です。論理性とは平たく言えば話の流れです。これは身近なビジネス例文集や、TOEICパート6と7の長文からも学べます。つまり導入部分で書くべきこと、中盤でメインに書くべきこと、最後に書くべきこと、この三か所に乗せる情報の種類がイメージできているかどうかがポイントです。ライティングもスピーキング同様、必要に迫られていない間は、将来の発信に備え、なるべくたくさんの英文に触れておくことをお勧めします。その際は話の流れがどのように作られているか、この一点をぜひ観察してみてください。

🌟英文ライティングのノウハウについては英語ライティングの鬼100則(高橋響著 明日香出版社)がお勧めです。同書によると、論理的に書けない人の特徴は ❶話があちこちに飛ぶ、❷考える前に検索してしまう ❸難しいカタカナ言葉を使う、だそうです。ぜひ同書で論理的なライティングを身に付けましょう。

・語彙

おそらく一番手堅い独学メニューのひとつでしょう。どんなものを読むにせよ、聞くにせよ、理解できる語彙が多いほうが楽になりますし、わずか1,2分の細切れ時間でも、単語の1語や2語の学習に宛がうことが可能です。こうした手軽さは学習の継続にとってとても重要です。語彙の独学ポイントは以下の3つです。

❶動画などを使い、あまり構えずに、耳から単語を入れていく。

🌟初中級の英語学習者にはこちらの動画がお勧めです。

🌟上級の英語学習者にはこちらの動画がお勧めです。

❷単語を覚えることより、好きなものを読みながら自然に増やしていく。ネット上の英文であればそのままネット上で検索できますから、情報源を紙の本ではなく、ネット上(電子書籍含む)で済ませる限り、単語はネット検索に任せてしまい、その分英文の内容を味わい楽しむことも可能です。

❸能動語彙と受動語彙をわきまえておく。能動語彙は発信時に必要な語彙で、受動語彙はリスニングやリーディングの際に必要な語彙です。能動語彙の守備範囲は比較的狭く、受動語彙の範囲はほぼ無制限に近いです。能動語彙と受動語彙の違いは、日本語の読書でもわかります。日常会話は能動語彙の世界なので、私たちはほとんど辞書に頼らずにできます。一方、哲学、文学、専門書などを読む時は、日本語と言えども知らない単語がしばしば登場しますから、辞書が必要となります。このような能動語彙と受動語彙の開きは英語になるともっと大きくなるといってよいでしょう。この点を認識しつつ、次から次へと単語を覚えるのが苦痛な場合には、「この単語はおそらく自分が話す時には使わないから、おぼえなくていい」と割り切ることも大切です。あるいは「当面英語を話す機会はないから、自分は読書を楽しもう。読書で遭遇した単語は受動語彙として、薄く心に留め置いておこう」というスタンスで新しい単語との出会いを楽しんでもよいでしょう。

🌟様々な英単語の学び方を集めた「英単語の鬼100則(安達洋著 明日香出版社)」の説明動画(個人読者様向け)

🌟様々な英単語の学び方を集めた「英単語の鬼100則(安達洋著 明日香出版社)」の説明動画(企業様向け)

・文法

語学同様、独学メニューとして多くの方が手掛けやすいのが文法です。理由としては、学校で学んだ記憶が手伝ってくれるので、学びやすいこと、知識が増えていく楽しさに浸れる、文法教本を読んでいる限りは原書リーディングや動画視聴のように「理解できないストレス」を味わうことが少ないこと、などが考えられます。

英単語に能動語彙と受動語彙があるように、文法も発信向けと受信向けに分けて考えるとよいでしょう。発信向けは微妙なニュアンスを伝えるために可能な限り広い範囲で文法を学ぶとよいでしょう。本格的に学びたい方は学校英語の総復習にもなる「Forest(石黒昭博著 桐原書店)」、中学英語からの復習であれば「これでわかる英文法 中学1~3年(文英堂)」がお勧めです。上級者になると、細かなところへの興味が出始めますので、英文を読む際に、「どうしてここは過去形ではなく現在完了形なのか?」「どうしてここはtheではなくてaなのか?」のように文法的必然性を相応しながら英文を読んでもよいでしょう。参考までに上級者向けの英文法動画をアップしておきます。こちらはTOEIC/TOEFL向け文法動画ですが、テスト受験予定のない方も「間違い探し」というゲーム感覚でお楽しみください。

🌟上級英文法を総括したい方(TOEIC/TOEFL文法対策含む)向けの文法動画

5.独学のコツ

・モチベーションマネジメント

独学はレッスンと違い、誰からも管理されないので、自分自身が学習に飽きないよう、常に気持ち面でのケアが必要です。継続のカギは自分の性格に可能な限り寄り添ってあげることです。例えば最初は意気込んでも途中でピタッとやらなくなる自分の傾向を知っていれば、最初から飛ばし過ぎないようにゆっくりスタートして調整します。一方追い込んだ方が頑張れるタイプであれば、それなりのハードなメニューを組めばよいでしょう。ルーズであればルーズなりに、「多少休んでもいいが、1週間(2週間、一か月)以上は開けない」というように、ブランクの上限を決めておくのもよいでしょう。

一番気を付けなければならないのは、学習を頑張っているときではなく、何らかの事情で休んでいるときです。休む時は徹底的に休むとして、再開できる状態になったら、遅れた分を気にせずに、ゆっくりやり直しましょう。巷でよく言われる、「●●を1日休むと取り戻すのに●●日かかる‥・」的なお話は、本格派、プロ、”●●命派”向けのものととらえ、一般英語学習やビジネスパーソンはマイペースを基本としましょう。これが5年経っても10年経っても続く英語学習の最大のコツです。

・タイムマネジメント

気持ちや、やる気にムラがあるという方は、そのムラを味方につけましょう。無理に平均的に毎日やるよりも、やらない日とやる日のギャップを楽しんでしまいましょう。特に平日多忙な方は、毎日平均●時間という設定自体に無理がある場合があります。平日はお仕事に集中して、週末に英語に触れるぐらいでちょうどよいかもしれません。逆に集中的に頑張れない人であれば、1日わずかな時間でもいいので何か英語に触れるようにしてみましょう。記録した方が学習時間を意識できるという方は記録してもよいでしょう。お勧めの学習管理アプリはこちら。なお、学習記録は、学習の定着が最終ゴールなので、記録に頼らずとも学習が日常生活に定着してきたら記録ステージは卒業してもよいでしょう。

🌟1日2分の単語学習の動画で「毎日ちょっと英語に触れる」習慣を作りましょう!

・習う際も独学が基本

以上、英語の独学についていろいろと見てきました。一時的にレッスンを受ける場合でも、独学と併用した方が確実に成長できます。また独学である程度学習経験がある状態でレッスンに臨むと、教師から学習アドバイスを受けた際、自分の学習体験と照合して自分なりにアレンジすることができます。つまり誰かから習う場合においても、自分自身で学んだ経験がある方が学習は吸収しやすいのです。そして何より、学習者の性格・適性・好みを一番よく知っているのはやはり学習者当人ですから、自分の傾向と相談しながら進めていく独学が長い目で見ると一番続けられるのだと思います。弊社ラーナーズジムでも、なるべくレッスン依存度を低減させ、独学できる学習者になっていただくようサポートいたします。

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