社会人のTOEIC勉強法:初中級編~グローバル人材育成(語学)のヒント

社会人のTOEIC勉強法は、学習者のレベルによって、どこに重点を置くべきかが違います。

自分のレベルと学習内容にずれがあると伸び悩みや消化不良の原因になりますし、そのためにいくら努力しても、その努力に結果が伴わないことになれば、勉強を続けていくことは心理的に難しくなります。

今回は初級者と中級者のTOEIC勉強法について見ていきます。初級者・中級者それぞれの特徴を確認した上で、自分に適している勉強法を見つけましょう。

1.初級者の定義

・TOEICスコア

国際ビジネスコミュニケーション協会のPROFICIENCY SCALE(TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表)によれば、220から470までのレベルは「ゆっくり話してもらったり、繰り返しや言い換えをしてもらえば簡単な会話は理解できるし、相手が非ネイテイブ話者に特別な配慮をしてくれれば、意思疎通をはかることができる」と定義されています。したがって本記事の初級者は、TOEICスコア470点未満、もしくは、上記の定義に近い学習者としておきます。

・心理的特徴

一口に初級者といっても人によってその特徴は違いますので、ここはあくまでも一般的傾向としてお読みください。受験英語の経験がある場合、読むことは何とかなると思っている一方、聞くことに対する抵抗感、英会話への苦手意識はかなり強い傾向があります。また英語学習の体験は、大学受験時ぐらいまでのものしか持ち合わせていないことも多く、何をどこから始めてよいかわからない場合も多いです。そのため巷の様々な情報に振り回されてしまう可能性もあります。

・初級者が陥りやすい問題

力加減の感覚がまだわからないため、「毎日3時間勉強する」という根性に訴える学習や、「字幕なしで洋画が理解できるようになる」という高すぎるハードルを設定してしまう可能性があります。その一方で、「英語は英語ができる人に任せればよい」と最初から英語学習を放棄してしまう場合もあります。高すぎる目標も、低すぎる自己評価も、自分の性格・環境・立ち位置に合った英語学習のイメージングの欠落によるものだと思われます。

2.中級者の定義

・TOEICスコア

国際ビジネスコミュニケーション協会のPROFICIENCY SCALE(TOEICスコアとコミュニケーション能力レベルとの相関表)によれば、470から730までのレベルは「通常会話であれば、要点を理解し、応答にも支障はない。基本的な文法・構文は身についており、ともかく自己の意思を伝える語彙を備えている」と定義されています。したがって本記事の初級者は、TOEICスコア470点以上から730点未満、もしくは、上記の定義に近い学習者としておきます。なお昨今のTOEIC熱からすると、800点以上の学習者でも英会話力の欠落などを理由に自称中級と捉える向きもありますが、本記事は便宜上TOEICスコアでの定義としておきますことをご了承ください。

・心理的特徴

中級学習者の中には、すでにビジネスコミュニケーションの現場で英語を使っていて、特に支障なく過ごしている人も相当数います。したがって、それ以上の英語学習は不要とする層と、現行スコアに満足できず、さらなるスコアアップを目指す層に分かれます。つまり、豊富な現場体験が英語学習のモチベーションを消失させる場合と、現場体験の少なさから、常に不足感、未達感に包まれる場合と両極に分かれがちだということです。

・中級者が陥りやすい問題

初級者の場合、自分ができない自覚が強いため、これが学習モチベーションとして働きます。一方中級者の場合、「今のままでも困らない」という深層心理が、それ以上の英語学習を阻む可能性があります。また、初級であれば、少し勉強しただけでTOEICスコアが顕著に上がったり、いわゆるビギナーズラックのような好調に恵まれることもありますが、中級学習者の場合、そのあたりはすでに体験済で、長い停滞感に悩まされることもあります。また、初級時代はわき目もふらずに学習してきたものの、「このやり方を続けていいものだろうか?」という迷いも出てくるのがこのレベルです。

3.TOEIC勉強法:お勧め教材

・初級者向けアドバイス

TOEICのリスニングでは「文字なら理解できる英文を音声だけで理解できる力」、リーディングでは「ゆっくり読めばわかる英文を素早く読む力」がそれぞれ試されています。したがって、文字だけも理解の難しいものを一生懸命聞き続けたり、ゆっくり読んでも理解の難しい英文で読解問題や文法問題を頑張ってもあまり効率的とは言えません。そういう場合には、以下に示すような文法教材で一通り英語のしくみを理解してからTOEIC問題へ進むとよいでしょう。初級者で意識的に知識を取り込む必要があるのは文法です。

【初級者お勧め文法教材】

これでわかる英文法中学1~3年(文英堂) 

中学生向けの文法参考書なので、基礎中の基礎からしっかり学べます。多忙な成人学習者の場合、ドリル問題などは割愛して、解説部分を一読するだけでもかなり整理できると思います。

1日でできるやさしい英文法(Jリサーチ出版)

どうせ中学英文法を学習するなら、同時に発信もできるようになりたいという方にお勧めです。すぐに話してみたくなる例文が踏んだんに盛り込まれています。

【初級者お勧め語彙教材】

単語学習はしつこいくらいの反復が決め手なので、その反復作業に苦痛を感じないことが肝要です。特に意識せずとも自動的に何度も反復できる動画学習がお勧めです。1回の視聴で完璧に覚えることよりも、日常の細切れ時間に数分単位でアクセスし、気が向いたときに再視聴し、反復を日常生活の中に取り込んでしまうことをお勧めします。こちらの動画は、2分という短い時間で、一つの単語とそれにまつわる様々な用例について扱っています。特に普段何気に使っているカタカナ英語を掘り下げることが多いです。ボトルネック、リードタイムなど、いざ「それってどういう意味」と聞かれるときっちり定義づけできない「一見簡単そうな盲点」にも光を当てています。

初級者向け英単語動画:2分でわかるしごと英単語

・中級者向けアドバイス

TOEICのリスニングでは「文字なら理解できる英文を音声だけで理解できる力」、リーディングでは「ゆっくり読めばわかる英文を素早く読む力」がそれぞれ試されています。中級者の場合、ゆっくり読むと、大まかな英文の構造はわかるものの、そこに知らない単語があるために、理解が進まない可能性があります。また初級学習者よりも、新しい知識を入力する気持ち的・能力的・時間的余裕が多少あるため、このあたりで意識的に語彙学習を取り入れるのも一計です。またおおよその基礎文法力のある中級者の場合、初級者向けの網羅的な文法教材よりも、TOEICに特化した文法教材がお勧めです。

【中級者お勧め英単語教材】

TOEIC TEST英単語出るとこだけ(アルク)

この教材は本記事著者が企業や学生向けプログラムでほとんど必須アイテムとして採用しているものです。タイトル通りTOEIC頻出の単語が収録されており、学習者のレベル関係なくお勧めしたい一冊です。ただし、ボリュームも厚いので、中級あたりから使い始めるのがよいでしょう。

【中級者お勧め英文法教材】

総合英語FOREST(桐原書店)

中級以上の学習者や高校英語をしっかり復習したい方にお勧めです。ボリュームが大きいので、ざっと目次を見て、気になる章だけを一読してみてもよいでしょう。中には中学や高校の英語学習に戻ってしまうイメージから、学校英文法の復習に抵抗を覚える場合もあるかもしれません。しかしTOEICであれ実務であれ、必要な英文法は学校時代の学科としての英語でほぼカバーされているので、ぜひ一度ざっと目を通しておきましょう。ただ、一般書のように面白おかしくは書かれていないので、あくまでも自信のない項目だけを一読するぐらいの気持ちで取り組みましょう。

TOEICに特化した英文法を学びたい方にはこちらの動画をお勧めします。TOEICの英文法問題は4択なので、残り3択に違和感を持てるかどうかが肝です。以下の動画は、間違い探しによる違和感を刺激してから、正しい形を学ぶように設計されています。上級向けとありますが、間違い探しの箇所では動画を止めて自分なりにじっくりと考えてから解説を聞いていただければ、中級でも十分消化できる内容です。

中級・上級向け英文法動画:上級英文法攻略

・初級・中級者向けアドバイス

初級も中級も当座のゴールはTOEICスコアアップですから、いずれの場合も、TOEIC模試は一冊用意しておきましょう。公式問題集が一冊あればかなりのことができます。一回分のテストに、本番で必要な語彙・文法・音声変化・論理展開などすべてが凝縮されていますので、当面は1冊を深く掘り下げていけば十分だと思います。

4.TOEIC勉強法:単語編

・初級者向けアドバイス

たとえばTOEICで試されるリスニング力は「ゆっくり読めばわかる英文を素早い音声だけで理解できる力」と言えます。この力の根底にはリスニング以前に「ゆっくり読めばわかる力」があります。そしてこの力には「英文に登場する単語が既知語である前提」が必要です。つまり未知語が多い英文は、ゆっくり読んでもわからないし、それを音声だけで聞いたらなおさらわからりません。リスニングもリーディングも、根底には一定の語彙力が求められるということです。ただ、成人の初級英語学習者の場合、カタカナ用語の影響もあり初級の段階で相当数の英単語のストックがある場合が多いです。しかもTOEIC対策であれば、TOEIC頻出の単語に絞ればよく、市販のTOEIC模試1回分に登場する単語を復習すれば十分ということになります。そこでお勧めなのが、「英文も自分で分析できる力」すなわち英文法の復習です。TOEICスコアアップのために必要なメニューは、問題演習・リスニングトレーニング・リーディングトレーニング・単語学習・文法学習と多岐にわたります。これを初級段階で全て満たそうとすると、その学習ボリュームに消化不良を起こしてしまう可能性が高いです。学習の手始めとして、先述の教材などを使って、まずは英文法を概観し、「自分なりに英文を解読できる」ところを目指しましょう。そこから語彙増強、問題演習へと発展すれば、挫折することなく消化していくことができるでしょう。

・中級者向けアドバイス

中級はTOEICというテスト形式と真正面から向き合うステージです。何はともあれ、中級あたりからTOEICの問題に本格的に向き合っていきましょう。中級の先には、実践勝負の上級の世界が待っていますが、中級はその準備期間でもあるので、実践の必要性に直面している人以外は、発信のことや実践のことは保留してTOEICテストスコアアップに完全特化してもよいと思います。むしろここであれこれ手を出すと力が分散されてしまう可能性もあります。下の図のように、中級学習者はまさにTOEICどまん中の学習ステージにあると言ってよいでしょう。「TOEIC高得点を取っても話せない人がたくさんいる」だとか「テストと実践は違う」という巷の雑音は気にせず、スコアアップの世界にどっぷりつかってみるのも一計です。

中級はTOEICどまん中・初級はTOEIC以前・上級は実践

さて、中級の語彙学習ですが、初級と違い、様々なメニューを取り入れてもそれなりに消化できる余裕が生まれてくる頃なので、中級あたりから積極的に語彙学習も取り入れていきましょう。先述のTOEIC TEST英単語出るとこだけ(アルク)であれば、❶見出し語の一通りの確認(英単語と意味の付け合わせ)→❷例文の解読とリスニング という手順で学習してもよいですし、紙媒体の学習が面倒ということであれば、下記のような動画で聞き流す、視聴し流すだけの単語学習でもよいでしょう。なお下記動画は、単語と本来の意味とは逆の意味を最初に提示し、その違和感を味わったあと、正しい意味を確認していただきます。つまり間違った情報の違和感を通して正しい情報の記憶定着を図っています。

中級向け語彙動画

 

5.TOEIC勉強法:文法編

・初級者向けアドバイス

先述の「これでわかる英文法中学1~3年」や「一日でできる英文法」を一通り読んでおくことをお勧めします。便宜上2冊を紹介していますが、すでにお使いのものやお気に入りのものがあればそちらでも構いません。さしずめ、以下のような図で、ざっくりと英文の構造と、その構成要素がだいたいイメージできればよしとしておきましょう。なぜならばさっくりとした構造さえわかれば、あとはそこに単語を入れて話せば、何とかなることも多いので。ちなみに文1は、「何がどうする」「何が何している」という行為を表すときに使い、文2は「何イコール何」というメッセージを伝えるときに使います。いわゆる主語とはこの「何が」、目的語は「何を」、補語は「何イコール何」の右側の要素を表しています。また、これらの要素の中に入る部品を品詞と呼びます。文1であれば「主語という要素の中に冠詞と名詞が入っている」「述語動詞はhasである」「目的語の要素には、前半と後半の塊が前置詞でつながっている」、文2であれば「述語動詞の左右ではイコールの関係になっているので、右側を補語ととらえる」というように自分なりに分解していきます。なお、文1は「薬局には風邪薬が種類豊富にそろっています」、文2は「失敗の主な原因は準備不足です」が文意です。

文における品詞と構成要素のイメージ

・中級者向けアドバイス

先述の「総合英語FOREST(桐原書店)」などを一通り読んでおくことをお勧めします。また、中級以上はTOEICに実際に出題される問題の演習を通して文法力を身に着けていくのが効率的です。先述の動画「上級英文法攻略」で一通り学習しておくのも一計です。TOEICの文法問題はパート5と6で出題されますが、解答に入る前に、解答に必要な文法知識の引出を作っておくことをお勧めします。つまり、動画「上級英文法攻略」でその引出を仕込んでおいてから、巷のTOEIC問題集で文法問題演習に進むと効率が良いです。もちろんある程度文法の引出ができている人は、文法知識の仕込みを割愛してTOEICの文法問題演習に進んで構いません。

法引出の仕込みとTOEIC文法問題演習の関係図

6.TOEIC勉強法:リスニング編

・初級者向けアドバイス

リスニング素材を使う際、効率の良いリスニング学習ができるかどうかの判断は、文字テキストや字幕で行います。例えば何かの動画を視聴する際、英文字幕をオンにして、A.静止しても全く理解不能、B.字幕を静止すれば何とか理解可能、C.静止せずほぼ動画と同じスピードで字幕理解が可能、など自分の字幕理解状況を確認しましょう。初級者の場合、AかBだと思いますので、Aであれば、何を聞く場合でも「ゆっくり読めばわかる状態」を作ってから行い、Bなら英文リーディングの精度やスピードを上げることに注力してから、聞くステージへ進みましょう。このように自分の理解状態に合わせた学習こそが効率のよい学習と言えます。逆に、自分の理解状態を無視して、Aの状態でありながら、ひたすらTOEICのリスニング演習を行ったり、字幕なしでの動画を視聴しまくるのは、効率が良いとは言えません。特に動画の場合、「楽しいからそれでいい。自然と英語の音に慣れるのを待ちたい」という方はそれでもいいのですが、「字幕で読めないものは聞いてもなおさら理解は難しい」という道理から、リスニング向上を狙うのであれば、まずは字幕やスクリプトがわかる状態を目指しましょう。

初級者向けリスニングトレーニング一覧表

TOEIC模試を使ったリスニングトレーニングは上記表を参考にしてください。パート1は、わずか6問しかないため、模試の世界を飛び出して、日常的に、身の回りのものを英語化するとよいでしょう。たとえばホチキスならなんというか?カーテンの英語らしい発音は?という具合ですね。スマホに【ホチキス 英語】【カーテン 英語】と入力すればすぐに答えが出せます

パート2は矢継ぎ早に短い英語のやり取りを聞かなければならないので、初級者はまずはテキストでじっくりとどんな英文のやり取りなのかを確認して音声で仕上げるとよいでしょう。つまりテキスト理解→和訳から英文を思い出してみる→音声を聞きながら黙読→音声を聞きながら音読、という流れですね。

パート3と4は初級者にとってはボリュームが大きすぎるきらいがあるので、大量の音声を聞き続けることに抵抗がある場合には、テキストで新出単語を確認し、リスニングの際に重要と思われる単語に下線を引いた上で、音声で仕上げるとよいでしょう。

・中級者向けアドバイス

中級者向けリスニングトレーニング一覧表

中級学習者にとってパート1は物足りないかもしれません。その場合には上記表のようにディクテーションを行うとよいでしょう。ディクテーションは、比較的平易なもの、聞き古したものでやってみると、案外完璧にできないことがわかり、良い刺激になります。書き取りの際には、聞き取れなくても文法上必要だと思ったものは補ってみましょう。

パート2は先を読む力を鍛えるために、第一話者を聞いて音源を停止し、そのあとの応対を自分なりに予測してみましょう。この予測が色々できるようになると、パート2の解答精度も上がっていきます。

意外と有効なのが、パート3や4を、問題冊子を見ずに放送の順番通りに聞くことです。つまり最初に会話やトークを聞いたあとで設問のナレーションを聞いて頭の中に正解が浮かぶかどうかを確認します。一度で正解が描けるとは限らないので、これを数回繰り返します。会話やトークの内容を設問が流れるまでの間記憶に留めておく必要があるため、短期記憶力の鍛錬にもなります。

7. TOEIC勉強法:リーディング編

・初級者向けアドバイス

初級者向けリーディングトレーニング一覧表

初級者にとってTOEICのリーディングの第一の壁は新規語彙の多さでしょう。ここで息切れしてしまわないように和訳をうまく活用します。パート5や6においては、制限時間なしでまずは解答し答え合わせをします。そのあと和訳を読んだ上で、英文の構造を分解したり、長文の論理展開を観察します。むしろ和訳が頭に入っていることによって、英文そのものの解読に集中できます

パート7も制限時間なしで解答、答え合したあと、問題本文をじっくり読みます。知らない単語が多すぎる場合には先に和訳を読んでから英文を解読してもよいでしょう。

・中級者向けアドバイス

中級者向けリーディングトレーニング一覧表

中級レベルになると、初級時代のようなじっくり英文解読・解答というステージから、制限時間内での処理、すなわち速読へと関心がシフトしていきます。

リーディングの解答速度を上げる上で大切なのは、英語の語順に従って読むということ、つまり訳し戻さないということです。この力を鍛えるのがスラッシュリーディングです。以下にスラッシュを引く目安について説明します。

スラッシュリーディングで英語の語順で読めるようになったら、次は重要な単語だけを拾って読むコンテントワードリーディングへ進みましょう。どんな単語を拾うべきか以下に紹介します。最終的に、自分のコンテントワードの選択が適切かどうだったかは、コンテントワードだけを拾って大意がつかめるかどうかで確認できます。

8.TOEICに飛び級はないがビジネス英語に飛び級はある!

以上社会人のTOEIC勉強法について見てきました。最後にとても重要なことを申し上げておきます。それは、TOEICのスコアは一足飛びに上がることはないけれど、ビジネス英語の実践においては初級者でも即現場デビューのチャンスがあるということです。なぜならば、ビジネスは皆さんの英語力関係なく動くものだからです。つまり、TOEIC満点持っていても英語を活かす機会に恵まれない人がいる一方で、TOEIC500点そこそこで海外出張を命ぜられる人もいるということです。また、現にTOEICスコアップ目指して勉強中ということが周囲に認識されると、そうしたチャンスが訪れる可能性も高くなります。英語学習中ということを口外するのか秘密とするのかは個人の美学、価値観などによるものなので、どちらでもよいとは思いますが、英語学習中であることをアピールすることは、一種グローバルビジネスに欠かせない積極的自己PRを実践していると考えることもできますね。いずれにせよ、社会人にとってTOEICスコアアップが最終ゴールではなく、TOEICで培った英語力を実社会で活用することこそが本来のゴールであることは心に常に留め置きましょう。ご相談について

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